サロンではLes fragments de M の4人の新作をご覧頂けるほか、革や染め紙、箔押しの道具などの展示をします。また、ルリユールや書物に関するテーマの講演を企画し、愛書家の方々と理想の書物について想いを巡らせてゆきたいと思います。
会場では製本家が個々に、又はfrgmとして、その場で蔵書の製本についてのご相談、ご依頼をお受けいたします。後日メールや電話でのご依頼も可能です。その他箔押し師による革貼りの箱(gainerie)への金装飾などのご相談も承ります。
少し肌寒さはありましたが、天候にも恵まれた、10月31日、11月1日に開催しましたトーク&実演イベントが無事に終了いたしました。 興味を持って参加してくださった皆様、ありがとうございました! 本展示に飾られてお…
2013年冬のサロンレクチャーは、パリに渡った日本人画家・藤田嗣治の「本のしごと」について、林洋子先生にお話をしていただきました。 もともとのご自身の研究を進めていくうちに、常に浮上するFoujitaの名前をさけて通らず…
フラグム第三回ルリユールサロン・レクチャーのご案内を改めていたします。 第三回サロンレクチャー 「藤田嗣治の挿絵本と1920年代のパリの出版文化」 講師:林洋子(京都造形芸術大学芸術学部准教授) 日時:12月1日(日)1…
2013年夏のサロンは、梅雨の最中にも関わらず晴れ間がのぞき、レクチャー「活版印刷前夜—江戸の出版人と読者」も初夏の雰囲気とともに開催されました。 展示物のほかにも橋口氏の計らいで、手に取って見られるようにと参考資料をい…
第二回サロンレクチャー「活版印刷前夜 ―江戸の書物と読者―」 橋口侯之介氏 誠心堂書店 6月15日(土) 15時〜16時30分(終了後17時30分まで懇談会) 定員30名(先着順) 参加費1500円(お飲物付き) テクス…
グーテンベルクの名前は誰もが知っていてあまりにも有名ですが、ひとたび「インキュナブラ」という言葉が出てきてしまうと、一気に専門的な雰囲気になってしまいます。そこで、今回の雪嶋宏一先生のレクチャーはまず、インキュナブラの定…
15世紀半ばのグーテンベルクによる初めての活版印刷以降、1500年*までに印刷された最初期の活版印刷による本は「インキュナブラ」と呼ばれ、書誌学上16世紀以降の印刷本と区別されています。 *1500年という区切りは便宜上…