第二回サロンレクチャー「活版印刷前夜　―江戸の書物と読者―」

橋口侯之介氏　誠心堂書店
6月15日（土）　15時〜16時30分（終了後17時30分まで懇談会）
定員30名（先着順）
参加費1500円（お飲物付き）

テクストに応じて多彩な版式と出版形態をとり、しなやかに且つしたたかに書物をつくり・読み・伝えた、当時の書物観はどのようなものだったのか。約三分の一を占めた私家版とは？活版が木版に取って代わる明治初期の版の興亡も交え、これまでに優に一万冊を超す和本を扱ってこられた誠心堂店主、橋口侯之介氏に実際の和本と版木を前にご講演頂きます。

 [的中地本問屋　丁合]

 [北越雪譜　初印雪中演場図]

 [司馬江漢銅板図]

□お申し込みは：お名前・ご住所・お電話番号を明記の上、こちらまで

□橋口侯之介
誠心堂書店店主。1947年東京都生まれ。上智大学文学部卒業。出版社勤務を経て1974年から和本・書道専門店の誠心堂書店に入店、今日に至る。
上智大学非常勤講師などを歴任、現在、成蹊大学文学部非常勤講師。
・著作：「和本入門ー千年生きる書物の世界」平凡社ライブラリー　2011
　　　　「江戸の本屋と本づくりー続和本入門」平凡社ライブラリー　2011
　　　　「和本への招待　日本人と書物の歴史」角川選書　2011
・ブログ：誠心堂書店エッセイ