2012年5月の千鳥ヶ淵・册でのデビューサロンにつづき、先月の広尾YYZでの第1回サロンを無事に終えることができました。
ルリユールという、目まぐるしく移り行く現代社会に反した、アナログな世界に足を突っ込んでしまったわたくしどもフラグムのメンバーにとって、年2回のサロン開催は時間と体力へのチャレンジでもあります。
巷にあふれた大量生産のモノとは違い、ルリユールの完成までに費やされる時間は月(もしくは年)単位です。
書物自体はもちろんのこと、紙、革、のりなど全材料の呼吸のリズムを聞かなければ作業できず、どの工程も時間を短縮することはできません。
そして私たちは機械ではありませんので、一日に作業できる集中力や体力も限られています。
しかし!
何かをやらなければ前に進めません!
前に進まなければ、道も開けてはきません!
書物という「静」なるものに、情熱という「動」を加えて中和させ(?)、先人たちの教えやフラグムを応援してくださるみなさまのアドバイスを支えに、今後も精根尽きるまで年2回サロンを続けて行きたいと思います。
そして、アンケートに快くお答えいただきました方々にお礼を申し上げます。
つづく・・・
It‘s quite in here! Why not leave a response?