ブログからもすっかり足が(手が?)遠のいてしまい、担当者として恥ずかしい限りです。
以前のペースに戻るべく、老体にムチを打っていきたいと思います。
景気づけに新しいコーナーを設けました!
棚の奥の方に追いやられたフランス製本の歴史の本をよそに、最近はフランス語(歴史・文学を含む)の再勉強に勤しんでいます。
今では、アプリでもフランスのテレビのニュースが見られるので、時事問題にはほぼオンタイムで接することができます。
市が運営している生涯学習カリキュラムにフランス語講座があり、授業料も市民に嬉しい安心価格でそちらを履修しています。
先生は近隣地域に住むネイティブフランス男性で日本語もペラペラですので、疑問点があれば日本語で質問できます。
なんと素晴らしいことでしょうか!
フランス滞在時は、先生や友人にフランス語で尋ねればもちろんフランス語で答えが返ってくるのみでしたので、わかったような、わからないようなという状態も多々ありました。
それがよりクリアに、より込み入ったことを日本語で聞けて、なおかつ日本語で答えてくれるなんて、まったく忘れいていた感覚です。
そして何より、フランスの時事問題や歴史的なことについて、日本語というオブラートに包んで率直に(?)先生の意見を聞けるということの面白さ。
10人足らずのクラスメイトは私よりも何十も年上で経験豊かな方々ばかりですので、フランス語のクラスがいつしか政治や歴史についてのグループディスカションになっていたりします。
先日、私自身前々からフランス革命についての意見をフランス人に聞きたかったので、チャンスをみて先生に聞いてみました。
なぜなら、フランス革命は製本世界においては、「壊し屋」の何者でもなかったからです。先生は100%ではないまでも肯定的でした。
王制から共和制になって今日に至るわけですが、フランス人もやはり常に「君主たるもの」を求め続けているようです。
王様がいなくなった今は、大統領がその「たるもの」な訳ですが、その名にふさわしい「たるもの」を見いだすのはなかなか至難の技のようです。
クラスメイトの一人が、英国や日本のような「たるもの」をいただいてるのは羨ましくないか、みたいな質問をしましたが、
「別に大統領で構わない(もんっ)」というような返答をしていた先生は、なんだか悲しげに見えました・・・。
つづく・・・
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